中古住宅は新築より価格を抑えられ、立地の選択肢も広がります。一方で建物の状態に幅があるため、進め方に注意が必要です。
購入までの流れ
1. 資金計画と事前審査(最初にやること)
物件探しより先に、いくらまで借りられて、毎月いくらなら無理なく返せるかを確定させます。事前審査を受けておくと、良い物件が出たときに即座に動けます。人気物件は、審査を通していない人より通している人が優先されます。
借入可能額の上限まで借りるのは避けてください。教育費、車の買い替え、修繕費が重なったときに苦しくなります。
2. 物件探し・内見
前橋市内であれば、複数の物件を1日でまとめて見ることも可能です。比較すると基準が定まります。
3. 購入申込み
買付証明書を提出し、価格や引渡し時期を交渉します。
4. 重要事項説明・売買契約
手付金(売買価格の5〜10%程度)を支払います。ローン特約を必ず確認してください。融資が下りなかった場合に白紙解除できる条項です。
5. 住宅ローン本審査
3〜4週間程度かかります。
6. 決済・引渡し
残代金の支払いと同時に所有権が移転します。契約から1〜2か月後が目安です。
内見でのチェックポイント
- 水回り/給湯器の製造年、蛇口からの水の出、排水の流れ、シンク下の湿り
- 雨漏りの跡/天井や壁のシミ、押し入れの中も確認
- 床の傾き/ビー玉を転がすより、歩いたときの違和感が分かりやすい
- 建具/すべての扉と窓を開閉してみる。建て付けの悪さは建物の歪みのサインです
- 外周/基礎のひび、外壁のシーリング、隣地との境界
- 駐車のしやすさ/実際に車を停めてみる。群馬では重要です
加えて、時間帯を変えて周辺を見ることをおすすめします。朝の交通量、夜の街灯、休日の雰囲気は、内見時だけでは分かりません。
中古特有の注意点
契約不適合責任の範囲
売主が個人の場合、責任期間を「引渡しから3か月」などに限定する特約が付くのが一般的です。何が免責で、何が対象なのかを契約前に確認してください。
ホームインスペクション
専門家に建物の状態を調べてもらう調査です。費用はかかりますが、購入後の修繕費の見通しが立ちます。実施するなら売買契約の前です。契約後では条件変更の交渉が難しくなります。
リフォーム費用を含めた総額で考える
「安く買ってリフォーム」と考える場合、工事費を含めた総額が新築と変わらなくなることもあります。当社は建築の知見を持つ提携先と連携しているため、購入前にリフォーム費用の目安をお出しできます。
将来売るときのことも考える
接道、間口、駐車台数、学区、周辺の開発状況。これらは10年後20年後の資産価値に直結します。売却も扱っている当社だからこそ、この観点でお伝えできることがあります。
なお、新築建売住宅であれば仲介手数料0円でご購入いただける場合があります。中古と新築を並べて比較したいというご相談も歓迎です。

